荻原博子さんの「買うと一生バカを見る投資信託」を読んでの感想を共有します。様々な投資信託だけでなく、保険やiDeCoや年金や副業なども記載されていてお金について総合的に勉強できます。
投資に積極的な内容ではないですが堅実に貯蓄を増やしたいと思われている方々やなぜ投資信託が人気でダメなのか・注意する点も記載しれているのでとても勉強になると思います。大学時代に読んだ投資信託の入門書やFPの試験勉強で学んだことがまとめられていていい復習になりました。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので、忘れないように学んだことと感想と次のアクションについて記載します。

個人資産が大量に海外に流出して、国内の株式市場には届いていない
日本の株式市場の一番の株主は日本銀行で二番はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)という歪な官製工場で、甘い蜜を吸いたい海外投資家が投機的な売買をしている。
日本の個人資産については投資信託を通して海外に流れている。日本経済新聞によると、2021年は8兆3000億円が海外に流れている。日本株の投資額が280億円なので300倍近いお金が国内ではなく海外に投資されている。

個人的には国民総株主と日本経済の活性化をセットで行う必要があるため、NISAにおいて日本株式や日本国内投資信託に年間いくら以上投資しないと海外株式や海外投資信託にNISAでは投資できないルールを変えたほうがいい気がします。
老後2000万円問題は解決していた
世間を賑わせた老後2000万問題(今は4000万とか増えてる?)は報告書をしっかり読むことが大事。支出をコンパクトにして贅沢な暮らしをしなければ年金だけで暮らせる。年金を超えない範囲でどうやって暮らすかを考える。
むしろ大事なのは介護費、この本では夫婦で介護費とお葬式とリフォーム代の1500万備えたいとありました。介護がいらないように健康寿命を長くする運動や食生活を心がけたいですね。
「お金がたためる習慣」でも記載しましたが、節約と健康は基本ですね。
お金を「ほったらかし」にする人は投資をするべきではない
ドルコスト平均法は万能ではない。前提として上がり下がりを繰り返しながらも右肩上がりに上昇する時期に投資しないと損。ものによっては手数料で目減りする。
かといってインデックスファンドがいいのかも考えもの。米国投資信託も米国市場は子供の頃から投資が身近で、日常の通貨が米ドルの人達の市場で日本人が考えなしにお金を突っ込むのも。。
タコ配
毎月分配型投資信託などでの利益が出ない場合の元本払い戻しなどの配当をタコ配と呼ぶらしい。
タコは餌がない時に自分の足を食べることからタコ足配当、タコ配と呼ぶらしい。
住宅ローンの金利
金利の上昇場面では固定金利が安心。
変動金利の場合も5年ルールで、途中で金利が上がっても五年間は返済金額が変わらない。6年目も125%ルールがあり、今の返済額に対して最大125%になる。
変動金利で金利が上がると、元本が返済できない可能性があるため繰上げ返済で元本を減らす。
※住宅ローンの保険は債務者が死亡したときに返済できればいいのでシンプルな団信以外必要ない
他にも、保険は掛け捨てで死亡保障は子供一人当たり1000万でいい。80代で入れる高い保険は必要ない、バブル期のお宝保険(予定利率5%などの貯蓄型保険)は解約してはダメ。家庭菜園・農業体験をやってみて、あわよくば農業ビジネスに繋げられないか考える。社内預金(最低利率0.5%)や財形を積極的に考える。年金については元がとれる現行制度であれば元がとれるはずの商品。と投資信託に頼らなくても戦える武器について記載されています。
この本は投資信託に興味がある方も懐疑的な方もおすすめできます。投資信託の話だけでなく、FPで学ぶような内容が実際の場面などとともに具体的に学べます。ぜひ手に取っていただきたいです。
個人的には海外に投資する投資信託に相当なお金が流れていることが衝撃でした。確かに、新NISAが始まってみんなオルカンとかSP&500と投資をしていなかった人も話しているので人気なんだなと改めて感じました。日本人は上昇中の海外投資信託と円安で割高で購入して(出口さえ間違えなければOKだと思うが。。)、外国人が日本株を円安割引で購入しているのがちょっと面白いですねw

勉強になるから個別の日本株に手を出してもいいと思いますが、NISAも二階建てになってることもあり、難しいかもなぁと思いました。製品を知ってる会社であったり、情報得られやすかったりと国内銘柄の方が多くて分析しやすいのに。。
現金を増やすことや家庭菜園から農業ビジネスは興味があるので調べてみたいです。新入社員研修で社内預金・財形・会社で住宅ローンとか説明があったはずなので調べてみます!
