竹田理絵さんの「世界のビジネスエリートが知っている教養としての茶道」を読んでの感想を共有します。日本文化を学びたい方、教養として茶道の知識を身につけたい方は道具やマナーだけでなく、文化・歴史・禅・関連する日本文化など学べる良い著書だと思います。ぜひ読んでみてください!
あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので、忘れないように学んだことと感想と次のアクションについて記載します。

ブルネイは「永遠に平和な国」という意味がある
ブルガリアは世界最高峰のバラの産地
世界的なバラの産地で、世界中で作られるローズオイルの生産量の7割がブルガリア産さんと言われている。
和敬清寂
茶道の基本精神で「和やかな心、敬い合う心、清らかな心、動じない心」という意味
わびさび
さびは時間の経過とともに色褪せて劣化することで出てくる味わいや趣のある美しさ。
わびはさびの味わい深さを美しいと思う心の内面的な豊かさ。
両方が淡さ英、落ち着いて、静かで質素な、枯れたものから趣が感じられることがわびさび。
茶の湯とはただ湯を沸かし茶を点てる飲むばかりなることを知るべし
利休百首の一つで、茶の湯とはただ湯を沸かし、お茶を点てて、いただくという、茶道は難しいものではなく日常生活をもとにしている教えであるということ。
お茶の歴史
平安時代に伝わる
鎌倉時代の臨済宗開祖の栄西が中国から禅宗と茶の種と抹茶法という習慣を伝えた。(中国では抹茶法は廃れた)
南北朝時代に村田珠光が茶禅一味を元とするわび茶を創案し、侘び茶の祖と言われるようになる。
(「月も雲間のなきは嫌にて」=雲ひとつない完璧な月より雲がかった自然な月の方が好き)
千利休によって茶の湯が完成
江戸時代は、茶の湯が幕府の儀礼に正式採用、大名や豪商や武士の嗜みになる。
明治時代は、上に立つにはまず茶道を倣えと言われたほど、政界や財界人の必須教養になる。
岡倉天心の「茶の本」がアメリカで出版紹介される。
表と裏
元々は千利休を本家とした千家流茶道が、ひ孫の代に三千家(表、裏、武者小路)に別れた。
点て方に大きく違いあり。
表:泡をあまり点てずに、泡がない部分が三日月状に広がる
裏:表面全体に細かい泡を点て、カプチーノみたいにする
武者小路:あまり泡を立てない。
薄茶と濃茶
薄茶は一人一杯、濃茶は薄茶の三倍くらいの濃さで数人で回し飲み。薄茶の器は棗と呼ばれる。
抹茶の名前も〇〇の白が薄茶、〇〇の昔が濃茶。
一期一会
茶道の心得を表した言葉。お茶会に臨む際は、次回と全く同じことは繰り返せないため、人生で一度きりと心得て、相手に対して精一杯の誠意を尽くしましょう。
禅語
本来無一物、明珠在掌、白珪尚可磨、照顧脚下、日日是好日、行雲流水、春来草自生、和顔愛語、白雲自去来、直心是道場、知足安分
蹲(つくばい)
神社と同じように、お茶室に入る際は蹲で清める。
京都の龍安寺の知足の蹲踞。
吾唯足知(われただたるをしる):足ることを知っている人は不平不満がなく心豊かな生活ができる
今回はメモが多い形となってしまいましたが、日本文化を知る良い機会になったと思います。茶道の知識を得られましたが、精神的な部分は今後の仕事においても生かしていきたいです。
一期一会といった言葉は茶道由来と知りませんでした。毎日訪れる同じ人との出会いも二度とこないと思って日々を過ごしていきたいです。禅語も自身だけで泣く周りの肩のメンタルケアにも良いと思いました。
機会があったら、最低限の必要な白靴下で茶道の体験会に参加してみたいです。
